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コードの収納

コードがごちゃごちゃするときの片づけ方|束ねない・ほこりをためない配線の整え方

公開日:2026年9月30日 / 編集:収納大全

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使っているコードは束ねず、ほこりをためず、踏まない場所へ

いま電気を流しているコードは束ねずにのばし、使っていないケーブルとは分けて片づけます。差し込み口のほこりを払い、コードを踏んだり家具で挟んだりしない場所に通します。

見た目をすっきりさせたくて、余ったコードを結束バンドでぐるぐる巻きにしたくなるかもしれません。

けれど製品評価技術基盤機構(NITE)は、コードを束ねたまま大きな電流を流すと発火につながると注意を呼びかけています。

巻いたままのコードとほこりのたまったタップ、のばしたコードと床から離したタップを比べた図
製品評価技術基盤機構(NITE)の注意喚起をもとに収納大全が作成した図版です。実際の住まいや販売商品の写真ではありません。

テレビの裏をのぞくと、何本ものコードが絡み合って、どれが何につながっているか分からない。

掃除機をかけようとして、机の下のタップに引っかかる。コードの片づけは、見た目より先に「どれを動かしていいのか分からない」ところで止まりがちです。

この記事では、まずコードを使い方で分けてから、場所ごとの通し方を考えます。見た目を整える工夫と、火事を防ぐための注意は、実は同じ方向を向いています。

まず、使っているコードと使っていないコードを分ける

絡まったコードを一度にほどこうとすると、途中で手が止まります。最初にやるのは、今この瞬間に電気が流れているかどうかで分けることです。扱い方が正反対なので。

分け方例片づけ方
いま電気を流して使っているコードテレビ、パソコン、冷蔵庫、充電中のケーブル束ねずにのばす。長すぎるなら、長さの合ったものに替える
ときどき使うコード季節の暖房器具、ドライヤー、掃除機使い終えたらプラグを抜き、本体の近くにまとめて置く
使っていない予備のケーブル前の機種の充電ケーブル、付属の予備輪にしてまとめ、箱や引き出しに。何のケーブルか札を付ける
何に使うか分からないコード引き出しの奥から出てきたものしばらく使う予定がなければ、自治体の分別に従って手放す

予備のケーブルは、輪にしてまとめて保管して構いません。電気が流れていないので、束ねても熱はこもらない。何のケーブルか分かる札を付けておくと、次に引き出しを開けたときに迷わずに済むはず。

  1. 電気が流れているかで分ける使っている・ときどき・予備・不明
  2. 使っているコードはのばして通す束ねない。床から離して踏まない場所へ
  3. 差し込み口のほこりを払うプラグを抜いて、乾いた布で

束ねる・ほこり・踏む、の三つを避ける

NITEは、電源プラグやテーブルタップ、延長コードなどの配線器具について、5年間(2014〜2018年度)に309件の事故があり、そのうち191件が火災だったとまとめています。

原因として挙がっているものは、片づけ方で避けられるものが少なくありません。

避けたいことなぜ危ないか片づけ方でできること
使っているコードを束ねる熱が逃げにくくなり、大きな電流を流すと発火することがある長さの合ったコードに替える。余りは束ねずに這わせる
差し込み口にほこりがたまるほこりと湿気で電気の通り道ができ、発熱することがある(トラッキング現象)タップを床から離す。掃除のときにプラグ周りも拭く
コードを踏む・挟むコードが傷み、中の線が切れかけて熱を持つことがある通路を横切らせない。家具で押しつぶさない
最大消費電力を超えてつなぐタップや延長コードが熱を持つ消費電力の大きい機器は、延長コードを使わず壁のコンセントに

とくに暖房器具や電子レンジなど、消費電力の大きい機器には気をつけたい。NITEは、こうした機器にはできるだけ延長コードを使わないよう呼びかけている。

場所ごとの通し方

コードが散らかる場所には、それぞれ理由があります。自分の家で困っている場所の行から見ていきましょう。

場所起きやすいこと通し方の工夫
テレビの裏機器が多く、タップがほこりをかぶりやすいタップを床から少し上げる。掃除のときに裏まで手が届くようにする
机の下足で踏む、椅子のキャスターでひく机の天板の裏やケーブルトレーに沿わせて、床から離す
ベッドのそば充電ケーブルが布団の中に入り込むベッドの外の平らな棚に置く。布団の上で充電しない
キッチン水はねや油が差し込み口にかかる水気のある場所の近くで使わない。延長コードで電子レンジなどをつながない
洗面所湿気と水はねドライヤーは使うときだけ差し、終わったら抜く
家具の裏・すき間家具を押し付けてコードを挟む壁との間にすき間を残し、コードが折れ曲がらないようにする

どの場所でも共通するのは、床から離して、掃除のときに手が届くようにすることです。コードを隠すことより、ほこりを払える状態を保つほうが、長い目で見ると大事だと考えています。

年に一度の点検

NITEは、年末の大掃除のときにほこりを払ったり、配線器具を点検したりすることをすすめています。ふだん見ない家具の裏こそ、年に一度は確かめておきたい場所。

見るところこんなときは
プラグと差し込み口のまわりほこりがたまっていたら、プラグを抜いて乾いた布で拭く
プラグやコードの色変色や焦げ跡があれば使うのをやめる
コードの表面ひび割れ、つぶれ、折れ曲がりがあれば買い替える
においや熱焦げたようなにおいや、触れないほどの熱があればすぐ使用を中止する

煙や火花が出たときは、コンセントからプラグを抜きます。触れられないほど熱い場合は、ブレーカーを落とします。変色や焦げを見つけたら、そのまま使い続けないのがいちばんの予防です。

ケーブルトレーを使うなら

机の下のコードを床から離すには、天板の裏に取り付けるケーブルトレーが便利です。コードを束ねずにのせておけるので、足で踏む心配も、掃除機に引っかかる心配も減ります。

購入を考えてもよい人必要性が低い人
机の下の床にタップやコードが広がっていて、踏んだりひいたりする人タップを机の上や棚の上に置けている人
在宅で仕事をして、机まわりの機器が多い人机まわりの機器が少なく、コードが1〜2本の人

買う前に、机の天板の幅と奥行き、取り付けられる厚みを測ります。

ねじで留めるものと挟んで留めるものがあるので、机の素材と、賃貸なら傷をつけてよいかも確かめます。タップを載せるなら、その大きさが入るかも見ておきたいところです。

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※広告。机用ケーブルトレーの検索結果です。価格・送料・在庫・取り付け方法は商品ごとに異なるため、各商品ページでご確認ください。トレーを使っても、コードを束ねたまま使う・ほこりをためるといった使い方の注意は変わりません。

よくある質問

余ったコードを結束バンドでまとめてもいいですか?

電気を流して使っているコードは、束ねたままにしないほうが安心です。製品評価技術基盤機構(NITE)は、最大消費電力に注意し、コードは束ねずに使うよう呼びかけています。使っていない予備のケーブルを保管するときにまとめるのは問題ありません。

ケーブルボックスにタップを入れるのは安全ですか?

製品ごとの説明に従ってください。箱に入れるとほこりはたまりにくくなりますが、中の様子が見えにくくなります。消費電力の大きい機器はつながない、ときどきふたを開けてほこりや変色がないか確かめる、といった点検を続けることが大切です。

コンセントの差し込み口が黒くなっていました。どうすればいいですか?

使うのをやめ、電源プラグを抜いてください。NITEは、異臭や変色などの予兆を見逃さないよう呼びかけています。煙や火花が出たときはプラグを抜き、触れないほど熱い場合はブレーカーを落とします。コンセント自体の交換は、電気工事の資格が必要なので専門の業者に相談してください。

隠すより、のばして、離して、払える状態に

コードの片づけは、見た目をすっきりさせることと、火事を防ぐことが同じ方向を向いています。使っているコードは束ねず、床から離し、差し込み口のほこりを払える状態に。予備のケーブルは分けてしまう。

まずはテレビの裏のタップを一度持ち上げて、ほこりがたまっていないか見てみませんか?

参考にした公的資料

いずれも2026年9月30日に確認しました。

コードの分け方、場所ごとの通し方は、これらの資料をもとに収納大全が整理した提案です。製品ごとの使い方は、それぞれの取扱説明書に従ってください。

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本記事は、公的資料と出し入れの動作を基準にした収納大全の提案です。特定商品の使用レビューではありません。

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