服と持ち物
バッグの収納|クローゼットで型崩れさせない置き方と、よく使うバッグの定位置
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よく使うものは立てて定位置へ、しまうものは布を詰めて不織布の袋へ
よく使うバッグは決まった場所に立てて置き、しばらく使わないバッグは中に柔らかい布を詰めて不織布の袋に入れ、縦に置いて風通しのよい日陰へ。長くしまうときは吊るしません。
型崩れさせない置き方は、鞄メーカーの土屋鞄製造所がOggi.jpの記事で答えている内容をもとにしています。

クローゼットを開けると、バッグが重なって倒れている。下のほうのバッグを取り出したら、角がつぶれて形が変わっていた。そんなことはありませんか?
バッグは服と違って、たためないし、重ねるとすぐ形がくずれる。だから収納は「どれだけ入るか」より、使う頻度で分けて、立てて置くことから考えるのがいいと思っています。
まず、使う頻度で分ける
全部のバッグを同じようにしまう必要はありません。毎日使うものと、年に何回かしか使わないものでは、向いている場所が違います。
| どんなバッグ | 置き場所 | 気をつけること |
|---|---|---|
| 毎日使う | 玄関やクローゼットの手前に、立てて置く定位置 | 帰ってきてすぐ置ける場所か |
| 週末や休みの日に使う | クローゼットの棚の、手が届く高さ | ほかのバッグに押しつぶされていないか |
| 冠婚葬祭用 | 袋に入れて、棚の奥や上段 | いざというときに場所を思い出せるか |
| 季節外・しばらく使わない | 中に布を詰め、不織布の袋に入れて縦置き | ときどき出して風に当てているか |
毎日使うバッグは、帰ってきてすぐ置ける場所が決まっているかどうかで、散らかり方が変わります。帰宅後の置き場所の考え方は脱いだコートの置き場所でも書いています。
しばらく使わないバッグの、型崩れさせないしまい方
季節外のバッグや、冠婚葬祭用のバッグは、しまい方ひとつで次に出したときの形が変わります。

| どこを | どうする |
|---|---|
| しまう前 | ブラシや柔らかい布で、ほこりや汚れを落とす |
| 中に詰める | 柔らかい布か、布で包んだ丸めた新聞紙 |
| 袋 | 買ったときの不織布の袋。なければ通気性がよく色移りしない布の袋 |
| 置き方 | 縦に置く。吊るさない |
| 場所 | 直射日光が当たらず、風通しのよい所 |
| しまったあと | ときどき袋から出して、風通しのよい日陰で休ませる |
中に詰めるものは、型崩れを防ぐのと同時に湿気も取ってくれるのがいいところ。新聞紙を使うなら、インクが内側に移らないよう布で包んでから入れます。
袋に入れたままだと、湿気がこもることもあるそう。季節の変わり目にでも、一度出して日陰で休ませてあげると安心です。
やめておきたいしまい方
よかれと思ってやっていることが、バッグには負担になっている場合も。土屋鞄製造所の回答から、避けたいものを並べました。
| しまい方 | 理由 | 代わりに |
|---|---|---|
| 吊るしてしまう | 革が伸びる。付け根に負担がかかる | 棚に縦に置く |
| ビニール袋に入れる | 表面と反応して変質やくっつきの原因になる | 不織布や布の袋に入れる |
| 防虫剤と同じ袋に入れる | 革に触れると変質する | 防虫剤は衣類のほうに使い、バッグとは分ける |
| ゼリー状の乾燥剤を入れる | 革に触れると硬くなったり縮んだりする | 中には布を詰めて湿気を取る |
| 窓辺に置く | 日焼けする | 日の当たらない棚へ |
衣類の防虫剤を使っているクローゼットなら、バッグとは袋を分けておきましょう。防虫剤の置き方は衣類の防虫剤の記事にまとめています。
革以外の布やナイロンのバッグは、素材によって扱いが違います。洗えるかどうかも含めて、付いている表示や説明書を見ておくと安心です。
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クローゼットが狭いときは
棚が足りない、バッグが多すぎる。そんなときは、立て方と持ち数を少し変えてみましょう。
| うちの状況 | できること | やめておきたいこと |
|---|---|---|
| 棚がなく、床に置くしかない | ファイルボックスやブックエンドで仕切って立てる | 重ねて積む |
| 小さいバッグが多い | 形のしっかりした大きいバッグの中に、柔らかいものを入れる | 重いものや角のあるものを中に入れる |
| エコバッグや紙袋がたまる | 数を決めて一か所にまとめる | バッグの棚に混ぜる |
| 使っていないバッグが多い | この1年で使ったかで分けて、手放すか考える | 全部を同じ棚に詰め込む |
大きいバッグの中に小さいバッグを入れるときは、色移りしないかにも気をつけたいところ。革どうしが直接ふれないよう、布で包んでから入れると安心です。
エコバッグや紙袋のまとめ方は、紙袋の収納で紹介しています。
収納袋と仕切りを選ぶなら
不織布の収納袋は、買ったときの袋をなくしてしまったバッグに。仕切りは、棚の上でバッグを立てておくのに使えます。
| 購入を考えてもよい人 | 必要性が低い人 |
|---|---|
| 買ったときの袋をなくして、ほこりが気になる | 手元に不織布や布の袋がある |
| 棚の上でバッグが倒れて、重なってしまう | ファイルボックスや本立てなど、立てられるものが家にある |
収納袋はバッグの大きさに合うものを。仕切りは、棚の奥行きとバッグの幅を測ってから選びたいところです。
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よくある質問
バッグはフックやハンガーに吊るしてしまってもいいですか?
長くしまうなら、吊るすのは避けたほうが安心です。土屋鞄製造所は、吊るして保管すると革が伸びるとして、あまりすすめていません。持ち手や肩ベルトが革でなくても、付け根の部分に負担がかかるからです。
ビニール袋に入れて保管してもいいですか?
革のバッグには向きません。土屋鞄製造所は、ビニール袋は表面の塗膜などと反応して変質やくっつきの原因になるとして、使わないよう案内しています。不織布の袋か、通気性のよい布の袋に入れてください。
バッグの中に何を詰めればいいですか?
柔らかい布か、丸めた新聞紙です。土屋鞄製造所は、新聞紙を使うならインクが内側に移らないよう布で包んでから入れるよう案内しています。型崩れを防ぐのと同時に、湿気取りの役目もあります。
防虫剤や乾燥剤を一緒に入れてもいいですか?
防虫剤は革に触れると変質するおそれがあるので、同じ袋に入れないでください。ゼリー状の乾燥剤も、革に触れると硬くなったり縮んだりするおそれがあるとして、土屋鞄製造所は使わないようすすめています。
立てて、詰めて、風を通す
バッグの収納は、使う頻度で分けて、立てて置くのが基本。しばらく使わないものは、中に布を詰めて不織布の袋に入れ、日の当たらない風通しのよい場所へ。
吊るす、ビニール袋に入れる、防虫剤と一緒にする。この三つは避けておきましょう。
今日はまず、いちばん奥でつぶれているバッグを一つ、救い出してみませんか?
参考にした資料
- Oggi.jp「型崩れ・カビから守る!【革の鞄を長持ちさせる正しい保管方法】」(oggi.jp、2018年11月17日公開) 土屋鞄製造所の回答。保管前の手入れ、柔らかい布か布で包んだ新聞紙を詰める、不織布の袋、ビニール袋を使わない、吊るすと革が伸びる、縦置き、直射日光を避け通気性のよい場所、ときどき出して休ませる、防虫剤を同じ袋に入れない、ゼリー状の乾燥剤を使わない
2026年10月26日に確認しました。
使う頻度で分ける考え方や、狭いクローゼットでの工夫は、この資料をもとにした収納大全の提案です。素材や製品によって扱いは変わるので、お持ちのバッグの説明書もあわせて確かめてください。
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本記事は、公開されている資料と出し入れの動作を基準にした収納大全の提案です。特定商品の使用レビューではありません。