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本の収納

本棚に本が入らないとき|捨てる前に試したい、読みかけ・資料・残したい本の分け方

公開日:2026年9月18日 / 編集:収納大全

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本とブックエンドを並べた本棚のイメージ
AI生成のイメージ画像。特定商品や実際の収納事例の写真ではありません。

読み終えた本を戻そうとしたら、棚に隙間がない。とりあえず横に積んで、次の本もその上へ。気づくと背表紙さえ見えなくなっていませんか?

「もう捨てるしかないのかな」と思う前に、今の本棚に何を任せているかを見てみましょう。読みかけの小説、仕事で使う資料、いつか読み返したい一冊。その全部を、いちばん取りやすい段に収めようとすると、場所が足りなくなります。

本の数を減らすかどうかは、その後に考えても遅くありません。まずは次に手に取る場面が近い本から、置き場所を決める方法を紹介します。

「いる・いらない」の前に、今の役割で分ける

一冊ずつ好きか嫌いかを考えると、好きな本ばかりで進まなくなります。ここで分けたいのは、本の価値ではなく出番です。

本の今の役割置き場所の考え方迷うとき
今読んでいる本読む場所の近くへまとめる何冊も並行しているなら、まず次に開く一冊
よく引く資料・実用書立ち上がらずに探せるなど、使う場所に近くジャンルより使う場面を優先する
残したいが、しばらく開かない本取り出せる別の段や保管箱へ中身と見直す時期をメモしておく
読むか手放すか迷う本保留する区画を一つ決めるその区画が埋まったら、新しい箱より中身を見直す

例えば、料理の本でも毎日の献立に使う一冊と、お菓子作りの日だけ開く一冊は、同じ場所に並べなくても困りません。ジャンルをきれいにそろえるより、使うときに探さなくて済むほうを優先してよさそうです。

全冊を床へ出す必要もありません。まず一段だけ見て、最近開いていない資料をよけ、今読みかけの本を戻す。小さく始めれば、途中で用事が入っても部屋が本で埋まりません。

詰める前に、一冊を取り出して戻してみる

背表紙がぴったり並ぶと、片付いたように見えます。でも、一冊抜くのに両隣を押さえ、戻すときには無理に押し込むなら、使うたびに手間がかかります。

ここで決めたいのは「棚の何割を空けるか」という数字ではありません。実際によく使う一冊を、片手で無理なく抜き差しできるか。厚みも判型も違う本に、同じ隙間を当てはめる必要はないからです。

本を少しよけたら残りが倒れる場合は、手持ちのブックエンドで支えてみます。薄い冊子だけが倒れるなら、同じくらいの大きさの物を一緒にする方法も。支える物を足すたびに棚が狭くなるようなら、仕切りを増やす前に並べる範囲を見直しましょう。

なお、本はまとまると重くなります。棚板の耐荷重や家具の設置・固定方法は、手元の製品の説明書を優先します。空間が空いているからと、本を上へ上へ積み足すのは避けたいところです。

今、使う本を選ぶ:読む途中・すぐ調べる本を手前へ。一冊を抜いて、戻してみる:詰め込める量より出し入れを確認。残す本にも行き先を:箱の中身と見直す時期をメモする
この記事の提案をまとめた図。効果や診断を示すものではありません。

二列収納は、奥の本を取り出す日まで考える

棚の奥行きが余っていると、前後に並べたくなります。たしかに入る冊数は増やせますが、奥の一冊を読むたびに、手前の本をどこへ置くかが問題になります。

試すなら、奥へ置くのは出番の少ない本から。背表紙が隠れる場合は、手前の本をよけずに分かる場所へ「旅行の本」「完結した漫画」のようなメモを添えます。本を動かす仮置き場所もないなら、二列にする方法は見送ったほうが扱いやすいかもしれません。

奥の本を高くする台も、入れれば解決とは限りません。本と台を合わせた高さが棚に収まるか、本を抜く余地があるか、台自体の耐荷重は足りるか。さらに棚板にかかる全体の重さまで確認してから選びます。

寸法で迷ったら、置けるかは外寸、中に入るかは内寸で確かめる方法が参考になります。ケースや台の数字と、本そのものの寸法を混同しないことが大切です。

残しておきたい本を箱へ移すとき

「しばらく開かないけれど、手元には残したい」。そういう本があること自体は、困ったことではありません。ただ、箱に入れると存在を忘れやすくなるので、何をしまったかだけは外から分かるようにしておきます。

箱の側面にテーマと見直す時期を書き、中身が分かりにくければ一覧も一緒に。箱を重ねたまま読むなら、ふたより側面に書くほうが探しやすいはずです。中身をスマホで一枚撮っておく方法でもかまいません。

大きな箱を満杯にする前に、持ち上げられる重さかを途中で確認します。取っ手が付いていても、どんな重さにでも耐えるわけではありません。重い箱を高い場所へ置いたり、通り道をふさいだりせず、出し入れを含めて置き場所を考えましょう。

窓際や湿気が気になる場所には、置きっぱなしにしない

国立国会図書館の資料保存の案内では、光が資料の化学的な劣化を進めることが説明されています。家庭でも、日差しが長く当たる場所を本の保管場所に選ばない、という判断に役立ちます。

また、同館の資料保存パンフレットは、高い温湿度や不十分な清掃、長時間の光を保存上のリスクとして挙げています。箱に入れたことだけで安心せず、置き場所と中の状態を時々確かめたいところです。図書館の設備条件を、そのまま家庭で再現するという意味ではありません。

足りない物が分かってから、収納用品を選ぶ

本が倒れるなら支え、ほこりや中身の混在が気になるなら箱。どちらが必要か決めてから探すと、「買ったけれど置く場所がない」を避けやすくなります。

購入を考えてもよい人必要性が低い人
本が倒れる・箱が運びにくいなど不便が残る人手持ちの支えや箱で出し入れできている人

本を支える物・まとめる物を探す

ブックエンドは底の滑りにくさと本に合う高さ、箱は本が収まる内寸と耐荷重を確認します。重い本をまとめる場合は、収納量だけでなく運ぶときの扱いやすさも比べてみてください。

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※広告。タイプ別の検索結果です。価格・送料・在庫・品質は商品ごとに異なるため、各商品ページでご確認ください。特定商品の使用レビューではありません。

部屋の中に場所をつくれない場合は、外へ預ける方法もあります。ただし、読みたい日にすぐ取り出せるとは限りません。宅配収納を選ぶなら、月額だけでなく、取り出し送料、一冊単位で戻せるか、最低保管期間、補償の対象を確認します。衣替えの記事で紹介した宅配収納の費用の考え方も、申し込む前の比較に使えます。本向けプランと衣類向けプランの条件は、別に確かめてください。

よくある質問

本は前後二列に並べてもいい?

奥の本が見えなくなるため、毎日使う本には不便が残ります。奥に置く本を決め、手前を動かして戻せるかを試してから判断しましょう。棚板の耐荷重も確認し、収まる量だけで決めないことが大切です。

読み終わっていない本を手放すべき?

読み終わったかだけで決めなくてもかまいません。近いうちに読む本を取りやすい場所へ、迷う本は見直す日を決めて別の区画へ分ける方法があります。保留の場所がいっぱいになったら、その中を見直します。

本を収納する箱は大きいほうが便利?

大きい箱ほど本を詰めたときに重くなりやすいため、置けるかだけで選ばないほうがよいでしょう。内寸、耐荷重、取り出す向き、自分で無理なく運べる量を確かめて選びます。

一冊戻せる棚から、使い方を立て直す

本棚に入らないからといって、今日中に全冊の行き先を決めなくても大丈夫です。まずは読みかけの本を一冊、すっと戻せる場所をつくる。そこから、今使う資料、残しておきたい本へと範囲を広げていきましょう。

好きな本を減らすことだけが片付けではありません。何を取りやすい場所に残すかを決めるだけでも、本棚の役割は変えられます。

参考資料・この記事の提案について

保存環境については、国立国会図書館の上記資料を参照しました(2026年9月18日確認)。本を出番で分ける方法、隙間の確かめ方、ラベルの付け方は収納大全の提案です。実際の家庭や商品を使って測定した結果ではありません。