収納大全

衣類の収納

ニット・セーターの収納|たたむ?ハンガー?伸びない置き方と、引き出しに立てて入れるたたみ方

公開日:2026年11月2日 / 編集:収納大全

※この記事には広告(アフィリエイトリンク)が含まれます。

ニットは「たたんで立てる」。ハンガーに掛けるのは長い物だけ

ニットやセーターは、たたんで引き出しに立てて入れると、伸びにくく、1枚ずつ取り出せます。ハンガーに掛けるのは、引き出しに入らないロングカーディガンなどに絞ります。

引き出しの深さや入れる量の目安は、整理収納アドバイザーが監修したユニクロの収納の案内をもとにしています。

開けた木の引き出しの中に、たたんだニットやセーターが本のように立てて並んでいるイメージ
ChatGPTで生成したイメージ画像です。実際の住まいや販売商品の写真ではありません。

寒くなって、セーターを毎日のように着る季節になりました。

クローゼットのハンガーに掛けておいたら、肩のところがぽこっと出っぱっていた。引き出しに重ねて入れたら、下のニットを出すたびに上がぐしゃっと崩れる。

ニットは編み物なので、布を織った服よりも伸び縮みしやすい服です。だからこそ、どこに、どんな形で置くかで、着心地の持ちが変わってきます。

たたむ?ハンガー?種類ごとの置き方

迷ったら、基本は「たたむ」です。ハンガーが向くのは、たたむと引き出しに入らない長いニットくらいだと考えています。

ニットの種類置き方避けたいこと
薄手のニット・セーターたたんで引き出しに立てる掛けっぱなしにしない
厚手のセーターたたんで立てる。深さが足りなければ棚に1〜2枚ずつ高く積み上げない
ざっくり編み・毛足の長いニットたたんで、上に何も載せない重い物の下にしない
ロングカーディガン・ニットコートたたんでからハンガーに掛けるそのまま肩で吊るす
今日着て、明日も着るニット椅子の背やハンガーで一晩休ませ、翌朝たたむ湿ったまま引き出しに戻す

ハンガーに掛けたニットは、肩から下の重みが、ずっと肩の2点にかかり続けます。厚手で重いセーターほど、その負担は大きくなる。掛けっぱなしにしないだけで、肩の出っぱりや裾の伸びはかなり防げます。

一方で、着たばかりのニットをすぐに引き出しへ戻すのもおすすめしません。体温や湿気がこもったままになるからです。

一晩椅子の背などで休ませて、翌朝たたむくらいがちょうどいいと思っています。脱いだ服の一時置きは脱いだコートの置き場所も参考になるはずです。

ニット・セーターの収納。毎日のニットはたたんで立てる、ロングカーディガンはたたんで掛ける、季節外のニットは手入れしてしまう
収納大全 編集部作成の図版です。

引き出しに立てるたたみ方

立てて入れるには、たたんだときの高さを、引き出しの深さにそろえるのがこつです。ユニクロの案内では、薄手のニットを次の4つの手順でたたんでいます。

  1. 柄や襟が見えるよう背中側を上にして広げ、軽く伸ばして編み目を整える
  2. ケースの幅に合わせて折り、はみ出しやすい袖を内側に入れ込む
  3. 手で押さえて空気を抜きながら、コンパクトにたたむ
  4. 半分の位置で折り返し、四角く整える

最後に半分に折るか三つに折るかで、立てたときの高さが変わります。一度たたんで引き出しに当ててみて、閉めたときに上がこすれない高さになる折り方を、その引き出しの「決まり」にしてしまうと迷いません。

引き出しの深さと、入れる量の目安

引き出しに立てて入れる目安。ニットや厚手の物は深さ24cmほど、入れる量は7割ほどにしてゆとりを残す
ユニクロの収納の案内(整理収納アドバイザー監修)をもとに、収納大全 編集部が作成した概念図です。

ユニクロの案内では、引き出しの深さの目安を、Tシャツや靴下なら18cmほど、ダウンやニットなら24cmほどとしています。入れる量は、収納スペースの7割ほどにとどめるとしわを防げるそうです。

7割というと、少しすかすかに見えるかもしれません。けれど、ぎゅうぎゅうに詰めた引き出しは、1枚抜くたびに隣が倒れ、戻すときには押し込むことになります。

ゆとりの3割は、出し入れのための場所と考えると納得しやすいはずです。

今ある引き出しが浅い(20cmに届かない)なら、薄手のニットを立てる段にして、厚手のセーターは棚に1〜2枚ずつ置く。

深すぎるなら、立てた列の奥に箱や仕切りを入れて倒れないようにする。どちらも、買い足す前に試せる方法です。

着る回数で、置く場所を分ける

同じニットでも、毎日着る物と、年に数回しか着ない物では、置きたい場所が違います。

着る回数置く場所気をつけること
毎日〜週に何度も着るクローゼットの引き出しの手前、腰から胸の高さ色ごとに並べると、朝に選びやすい
ときどき着る同じ引き出しの奥、または一段下手前の物と入れ替えやすい位置に
季節外(春〜秋)衣装ケースや押し入れの上段手入れしてから。防虫剤も一緒に
よそ行き・大切な1枚上に物を載せない棚や、引き出しのいちばん上重みのかからない場所に

冬のあいだは、毎日着るニットを引き出しの手前に。それだけで、朝に奥から掘り出す手間がなくなります。着る回数が減った物は、気づいたときに奥へ回せば十分です。

深型の引き出し収納ケースを探すなら

Amazonで深型の引き出し収納ケースを探す ※広告楽天市場で深型の引き出し収納ケースを探す ※広告

※広告(アフィリエイトリンク)です。深型の引き出し収納ケースの検索結果・商品ページです。価格・送料・在庫・品質は商品ごとに異なるため、各商品ページでご確認ください。

季節外のニットをしまう前に

春になってニットをしまうときは、しまう前のひと手間で、次の冬に出したときの状態が変わります。

すること理由根拠
汚れがないか見て、洗うかクリーニングに出す汚れが残ったままだと、しまっているあいだに目立ってくるユニクロの収納の案内
クリーニングの袋は外す長期保存用の袋ではないユニクロの収納の案内
戻ってきた物は2〜3日陰干ししてからしまう湿気をこもらせないユニクロの収納の案内
防虫剤を一緒に入れるウールなどの動物性の繊維は虫に食われやすい使用量は防虫剤の表示どおりに(収納大全の提案)

防虫剤の置き方と使う量は衣類の防虫剤はどこに置く?、季節外の服全体の置き場所は衣替えの服が収納に入らないときにまとめています。

うちの場合はどうする?

うちの状況こうするやらなくていいこと
引き出しが1段しかない一人暮らし毎日着る3〜4枚だけ引き出しへ。残りは季節外と一緒にケースへ全部を引き出しに詰め込む
クローゼットにハンガーパイプしかない床や棚に浅めの引き出しケースを置き、そこに立てる全部ハンガーで吊るす
家族のニットが混ざる人ごとに引き出しを分けるか、仕切りで列を分ける同じ引き出しに重ねて入れる
枚数が多くて、7割に収まらないこの冬に一度も着ていない物を季節外のケースへ引き出しを無理に閉める

ハンガーパイプしかないクローゼットでも、床に浅めの引き出しケースを一つ置けば、立てる収納は始められます。パイプの下は、たいてい空いている場所です。

ケースや仕切りを買うなら

買い足す前に、置きたい場所の幅・奥行・高さと、たたんだニットの高さを測っておきます。ニット用なら、引き出しの内側の深さが24cm前後あるかが一つの目安です。

測る場所は収納ケースを買う前に測る場所にまとめています。

今ある引き出しで立てた列が倒れるだけなら、ブックエンドや空き箱を仕切り代わりにしても十分。専用の仕切りが必要になるのは、それでも列が崩れるときです。

Amazonで深型の引き出し収納ケースを探す ※広告楽天市場で深型の引き出し収納ケースを探す ※広告Amazonで衣類用の引き出し仕切りを探す ※広告楽天市場で衣類用の引き出し仕切りを探す ※広告

※広告。それぞれ収納ケース・引き出し・深型、引き出し・仕切り・衣類の検索結果です。価格・送料・在庫・大きさは商品ごとに異なるため、各商品ページでご確認ください。

よくある質問

ニットはハンガーに掛けて収納してもいいですか?

短いあいだ掛けるのはかまいませんが、掛けっぱなしは肩や裾が伸びやすくなります。ユニクロの収納の案内も、ニットはたたんで収納し、引き出しに入らないロングカーディガンやニットコートだけを、型崩れしにくい折り方でハンガーに掛ける方法を紹介しています。

ニットを入れる引き出しは、どれくらいの深さがあればいいですか?

ユニクロの収納の案内では、ダウンやニットを入れる引き出しの深さの目安を24cmほどとしています(Tシャツや靴下は18cmほど)。入れる量は収納スペースの7割ほどにとどめると、しわを防げるとされています。

ニットは重ねて入れるより、立てたほうがいいですか?

引き出しに入れるなら、立てるほうがおすすめです。ユニクロの案内も、引き出しの高さに合わせてたたんで立てて入れると、見やすく取り出しやすいとしています。重ねると、下の1枚を出すたびに上を持ち上げることになり、重みでしわもつきやすくなります。

クリーニングから戻ったニットは、袋のまましまっていいですか?

袋は外してからしまいます。ユニクロの案内は、クリーニング店のビニール袋は長期保存用ではないとして、外してから収納すること、戻ってきた物は風通しの良い場所で2〜3日陰干ししてからしまうことをすすめています。

掛けっぱなしをやめて、立てて並べる

ニットは、たたんで引き出しに立てる。ハンガーは長いカーディガンだけ。引き出しには7割まで。これだけで、肩の出っぱりも、下の1枚が出せない朝も減っていきます。

まずは今夜、いちばんよく着るセーターを1枚たたんで、引き出しに立ててみませんか?

参考にした資料

ニットの種類ごとの置き方、着る回数での置き場所の分け方、浅い・深い引き出しでの工夫、一晩休ませてからたたむ考え方は、この資料と出し入れの動作をもとにした収納大全の提案です。洗濯や手入れの方法は、お手持ちの服の洗濯表示を優先してください。

次に読みたい記事

本記事は、アパレルメーカーの収納の案内と出し入れの動作を基準にした収納大全の提案です。特定商品の使用レビューではありません。

スポンサーリンク