季節の物の収納
季節の飾りはどうしまう?ハロウィンからひな人形まで、来年すぐ出せる箱の分け方
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ハロウィンのかぼちゃを出そうとして、押し入れの奥から出てきたのはお正月のしめ飾り。クリスマスのライトは、どの箱に入れたのか思い出せない。年に一度しか出さない物ほど、しまった場所の記憶は薄れていきます。
季節の飾りの片づけで困るのは、量の多さより「来年まで開けない箱」に何を入れたかを忘れることだと思っています。だから、きれいに詰めることより、来年の自分が迷わないことを優先して考えます。
箱は「行事ごと」に分ける
飾りを一つの大きな箱にまとめると、場所は節約できます。ただ、ハロウィンの飾りを出したいだけなのに、クリスマスやお正月の飾りまで掘り返すことになります。年に何度も開けるなら、そのたびに中身が崩れていきます。
そこで、一つの行事につき一箱を基本にします。量の少ない行事は、袋で分けて一つの箱に同居させてもかまいません。大事なのは、ふたを開けたときに「この行事の物しか入っていない」状態にすることです。
もう一つ、飾りと一緒に入れておきたいのが飾るときに使う道具です。ツリーのオーナメント用のフック、壁に貼るためのテープ、取扱説明書。これが別の引き出しにあると、飾る日に探し物が始まります。
置く場所は「次に出す順」で決める
行事ごとに箱を分けたら、並べ方を決めます。おすすめしたいのは、次に出す行事の箱を手前に置く方法です。秋ならハロウィンとクリスマスが手前、ひな人形やこいのぼりは奥や上の段。季節が進むにつれて、片づけた箱を奥へ、次の箱を手前へ入れ替えていきます。
| 次の出番 | 置く場所の目安 | 気をつけたいこと |
|---|---|---|
| 1か月以内 | 手前・目の高さ | ほかの箱を動かさずに出せるか |
| 2〜3か月先 | 手前寄り、または目の高さより少し上 | 重い箱を高い場所に置かない |
| 半年以上先 | 奥・上段・ベッド下など | 湿気がこもりやすい場所を避けられるか |
天袋や棚の上段は年に一度の物の置き場として便利ですが、重い物を高いところから下ろすのは危なっかしいものです。ツリーの本体や陶器の置物など重い箱は、出番が先でも低い位置に置き、軽い布物やリースを上に回すほうが安心です。
収納ケースを買い足す前に、まず手持ちの段ボールで並べ方だけ試してみる方法もあります。ケースの大きさを決めるときは、収納ケースを買う前に測る場所で、入口の幅や奥行きの測り方を紹介しています。
飾りの種類ごとに、しまい方を少し変える
同じ箱に入れる飾りでも、壊れやすい物、からまりやすい物、湿気に弱い物では気をつける点が違います。
| 飾りの種類 | しまい方の工夫 | 片づける前に見ること |
|---|---|---|
| ライト・電飾 | 厚紙や筒に巻きつけて、からまないようにする | 電池を使う物は電池を抜く。コードの傷や断線 |
| ガラス・陶器のオーナメントや置物 | 一つずつ紙で包み、箱の上のほうに入れる | 欠けやひび |
| 布の飾り・タペストリー | 汚れを落としてから、たたんで袋へ | しみ、湿り気 |
| リース・しめ飾りなど植物を使った物 | つぶれないよう、ほかの物を上に重ねない | しめ飾りは地域の行事で納める家もあるため、残すかどうか |
| ひな人形など人形 | 購入時の箱や包みがあれば、それに戻す | 人形店や製品の説明書にあるしまい方 |
電池で光る飾りは、電池を入れたままにしないほうが安心です。長く使わない機器は電池を取り出すよう、取扱説明書に書かれていることが多いからです。抜いた電池は飾りの箱に入れず、ふだんの電池の置き場所へ戻しておきます。
ひな人形や五月人形は、作りや素材によって扱い方が変わります。ここでは細かい方法を決めつけず、買ったお店や製品の説明を優先してください。防虫剤を使う場合は、種類を混ぜて使えるか、プラスチックのケースに使えるかを製品の注意書きで見ておきましょう。衣類の防虫剤については衣類の防虫剤の使い方でも触れています。
行事ごとに分ける箱を探すなら
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手持ちの段ボールで足りているなら、買い替える必要はありません。底が抜けそうになった、湿気でふやけてきたなど、困ったことが出てきたときに考えれば十分です。
箱の外に、中身と次の出番を書く
一年後にふたを開けるまで、中身を覚えておくのは難しいものです。片づけるときに、箱の外側へ四つだけ書いておきます。

中でも役に立つのが「メモ」の欄です。電球が切れていた、オーナメントが一つ割れた、子どもが「来年はもっと飾りたい」と言っていた。片づける日に気づいたことを書いておくと、来年飾る前に買い足すか決められます。ネットで注文するなら、届くまでの日数も考えて早めに動けます。
箱が二つ以上になる行事は「1/2箱」「2/2箱」のように番号を振っておくと、片方だけ出し忘れることが減ります。ラベルは、箱の正面と、ふたの上の二か所に書くと、棚に並べても重ねても読めます。
収納が足りないときに考えること
一人暮らしの部屋や、押し入れが一つしかない家では、行事ごとに一箱ずつ並べる余裕がないこともあります。そんなときは、無理に全部をしまい込む前に、飾りの量そのものを見直す時期かもしれません。
判断の目安は、ここ数年、実際に飾ったかどうかです。毎年箱から出しているのに飾らずに戻している物があれば、手放すか、写真に残して処分する方法もあります。大きなツリーを卓上サイズに替える、行事ごとの飾りを一つずつに絞るといった選び方もできます。
ただし、家族の思い出が詰まった飾りは、自分だけの判断で処分しないでください。本人に見てもらい、残すか手放すかを決めてもらうのが先です。
衣替えと飾りの入れ替えが同じ押し入れで重なる家は、衣替えの服が入りきらないときの記事もあわせて読むと、季節ごとの入れ替えを一度に考えやすくなります。
よくある質問
飾りは行事ごとに分けるより、全部まとめたほうが場所を取りませんか?
箱の数は減りますが、一つの行事の飾りを出すたびに全部を開けることになります。箱を増やしたくない場合は、大きな箱の中を行事ごとの袋や仕切りで分けるだけでも、探す手間はかなり減ると考えています。
飾りを出したあとの空き箱は、どこに置けばいい?
空いた箱は、飾りを片づけるときにまた使います。たためる箱ならたたんで、飾りを出した場所の近くに置いておくと、片づけの日に探さずに済みます。たためない箱は、ほかの季節の飾りの箱に重ねて入れておく方法もあります。
家族が大事にしている飾りが多くて、収納に入りきりません。
本人に聞かずに処分するのは避けましょう。「今年飾ったもの」と「ここ数年出していないもの」を分けて見せ、残すかどうかを持ち主に決めてもらうと、話し合いが進みやすくなります。
今年は、片づける日にラベルを一枚だけ
次に季節の飾りを片づけるとき、箱の外に「中身」と「次の出番」だけでも書いてみてください。それだけで、来年の自分は押し入れの前で迷わずに済むはずです。
この記事で紹介したもの
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この記事の提案について
行事ごとに箱を分ける、次に出す順に並べる、箱の外に中身と出番を書くといった方法は、収納大全による編集上の提案です。特定の製品で測定した結果や、使用レビューではありません。電池を使う飾りや人形のしまい方は、それぞれの取扱説明書や販売店の案内を優先してください。