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キッチンの収納

フライパンと鍋の収納|重ねる・立てる、どっちがいい?コンロ下・シンク下の置き場所と、土鍋のしまい方

公開日:2026年11月1日 / 編集:収納大全

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毎日使う物は「立てる」、たまに使う物は「重ねる」、土鍋は乾かしてから「しまい込む」

フライパンと鍋は、使う回数で置き方を変えると取り出しやすくなります。毎日使うフライパンはコンロ下の手前に立て、週に何度かの鍋は重ね、冬だけの土鍋は完全に乾かしてから下段へ。

手入れと保管の注意は、ティファールの取扱説明書と、LOGOSの萬古焼の鍋の取扱説明書をもとにしています。

明るいキッチンのコンロ下の引き出しに、フライパンが立てて並び、奥に鍋が重ねられ、上の段に土鍋が置かれたイメージ
ChatGPTで生成したイメージ画像です。実際の住まいや販売商品の写真ではありません。

フライパンを取ろうとして、上に重ねた鍋を全部どかす。夕飯の支度のたびにガチャガチャと音が鳴る。そんな台所、ありませんか?

寒くなると、しまっていた土鍋の出番も増えます。出してみたら、なんだかにおう。そんな困りごとも、しまう前のひと手間でかなり防げる。

この記事では、どこに、どの向きで、どんな状態でしまうかを順に見ていきます。

どこにしまう?場所ごとに向く物

台所の収納は、場所ごとに向き不向きがはっきりしています。まずは置き場所を決めるところから。

場所向く物気をつけること
コンロ下の引き出し毎日使うフライパン、よく使う鍋引き出しの深さと、取っ手を含めた高さが合うか
シンク下ボウル、ざる、たまに使う鍋配管のまわりは湿気がこもりやすい。濡れたまま入れない
吊り戸棚・高い棚軽くて季節に一度しか使わない物重い鍋や土鍋は落としたときに危ない
コンロ横の壁毎日使う小さめのフライパン油はねがかかる。よく使う物だけに絞る
押し入れ・別の部屋冬だけの土鍋、大きな鍋箱に何が入っているか書いておく

コンロ下は、火の前に立ったまま手が届く場所。だから毎日使う物を優先して入れるのがいちばんだと考えています。

たまにしか使わない大鍋が一等地を占めていたら、それだけで毎日の出し入れが一手間増えるからです。

コンロ下の引き出しの例。上段にフライ返しやおたま、中段に毎日のフライパンを立て、下段に鍋を重ね、土鍋は1つで置く
収納大全 編集部作成の概念図です。引き出しの段数や深さは家ごとに違います。

立てる・重ねる・吊るす、どれを選ぶ?

フライパンと鍋の収納。毎日使うフライパンは立てる、週に何度かの鍋は重ねる、冬だけの土鍋はしまい込む
収納大全 編集部作成の図版です。

置き方にはそれぞれ得意なことがあります。どれが正解というより、使う回数で分けると迷いません。

置き方よいところ気になるところ向く物
立てる1枚だけ取り出せる。コーティング面同士が当たらない場所の幅を取る。スタンドや仕切りが要ることも毎日使うフライパン
重ねる場所を取らない下の物を出すたびに上をどかす。こすれて傷がつきやすい週に何度か使う鍋、セットの鍋
吊るすすぐ手に取れる油はねやほこりがつく。壁の強さを見る必要がある毎日使う1〜2枚
しまい込む台所が広く使える出すのが面倒で使わなくなりやすい冬だけの土鍋、来客用の大鍋

立てる収納のいちばんの利点は、1枚だけ抜き出せること。重ねた山から下の1枚を出すより、ずっと手数が少なくて済みます。

反対に、セットで買った鍋のように大きさが順にそろった物は、重ねたほうが場所を取りません。使う頻度が低いなら、重ねる収納で十分です。

重ねるならコーティングを守る

フッ素などのコーティングがされたフライパンは、表面に硬い物が当たると傷がつきます。

ティファールの取扱説明書も、金属たわしや研磨剤入りのスポンジ、金属製の固い物はコーティングを傷つけるとしています。

重ねたフライパンの底は、下のフライパンの内側にちょうど当たる位置。出し入れのたびにこすれるので、間に布巾や保護シートを1枚はさむのがおすすめです。古いタオルを切って使っても役目は果たせます。

重ねる順番は、大きい物を下に。取っ手の向きを交互にすると、高さを抑えやすくなります。

しまう前に、水気を拭きとる

洗ったフライパンを、水気が残ったまま引き出しに戻していませんか?ティファールの取扱説明書は、洗ったあとは水分を十分に拭きとってから収納するよう案内しています。

火にかけて乾かす必要はない、とも書かれています。

同じ説明書には、湿気の多い所での保管や、塩分・酸を含んだ汚れをつけたままにすると腐食する場合がある、という注意も。

シンク下は配管のまわりに湿気がこもりやすいので、拭いてからしまうを習慣にしたい場所です。

手入れや保管の注意は製品ごとに違います。手元のフライパンの説明書も、一度見ておくと安心です。

土鍋をカビさせないしまい方

土鍋は、冬のあいだだけ使って、春から秋はしまっておく人が多い道具。だからこそ、しまう前の扱いで次の冬の状態が変わります。

すること理由根拠
洗ったら風通しの良い所で完全に乾かすカビやにおいを防ぐLOGOS萬古焼の取扱説明書
洗剤のつけおき洗いをしない陶器は水分を吸いやすいLOGOS萬古焼の取扱説明書
食洗機を使わない割れや欠けにつながるLOGOS萬古焼の取扱説明書
使う前に割れやひびがないか見る破損したまま使わないLOGOS萬古焼の取扱説明書
下段に1つで置き、上に物を重ねない陶器は落としたりぶつけたりすると割れる説明書の注意をもとにした収納大全の提案

見た目が乾いていても、土鍋の底は乾きにくいもの。洗った当日にしまわず、一晩おいてからのほうが安心だと思っています。

買ったときの箱が残っているなら、それがいちばん合う入れ物です。箱がなければ布で包み、重い物の下にならない下段へ。高い棚は、出し入れのときに落とすおそれがあるので避けたいところです。

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うちの場合はどうする?

台所の広さや、持っている鍋の数で答えは変わります。近い行から見てみてください。

うちの状況こうするやめておきたいこと
一人暮らしでコンロ下が狭いフライパン1枚と鍋1つに絞り、残りは別の棚へセットの鍋を全部コンロ下に入れようとする
取っ手が取れるタイプを使っている重ねてしまい、取っ手は上段の引き出しへ取っ手をつけたまま重ねる
フライパンが3枚以上あるよく使う順に立て、使っていない1枚は手放す候補に全部を重ねて一番下を毎回掘り出す
土鍋の置き場所がない中に小さめの鍋ぶたや鍋敷きを入れ、箱ごと押し入れへ湿ったまま箱に戻す
引き出しではなく開き戸奥に重ねる鍋、手前に立てるフライパン奥にフライパンを立てて手が届かない

収納が足りないと感じたら、収納グッズを足す前に、この1年で使っていない鍋がないかを見直してみませんか?手放すと決めたときの出し方は、不用品の手放し方で紹介しています。

スタンドや保護シートを選ぶなら

ここまでの工夫は、どれも道具を買わずにできます。そのうえで、困りごとが残るなら道具を足すくらいがちょうどいい。

購入を考えてもよい人必要性が低い人
3枚以上を重ねていて、下の物を出すのが面倒フライパンが1〜2枚で、立てかける場所がある
重ねたときにコーティングが傷つかないか気になる重ねても困っていない
土鍋をしまう箱がもうない買ったときの箱が残っている

フライパンスタンドは、引き出しの内寸と、フライパンの直径・取っ手を含めた長さを測ってから選びます。入れたい場所の測り方は収納ケースを買う前に測る場所が参考になるはずです。

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よくある質問

フライパンは重ねて収納しても大丈夫ですか?

重ねること自体はよくある収納ですが、コーティング面に硬い物が当たると傷の原因になります。ティファールの取扱説明書は、金属たわしや金属製の固い物がコーティングを傷つけるとしています。重ねるなら、間に布巾や保護シートをはさむのが収納大全のおすすめです。

洗ったフライパンは、乾かしてからしまったほうがいいですか?

はい。ティファールの取扱説明書は、洗ったあとは水分を十分に拭きとってから収納するよう案内しています。火にかけて乾かす必要はないとも書かれています。湿気の多い所での保管は腐食につながる場合があるため、シンク下にしまうなら特に気をつけたいところです。

土鍋はどうやってしまえばカビにくいですか?

LOGOSの萬古焼の鍋の取扱説明書は、洗ったあと風通しの良い所で完全に乾燥させてから収納するよう案内しています(カビ・臭気防止)。底まで乾いたのを確かめてから、箱や布に包んで下段にしまうと安心です。

フライパンスタンドは買ったほうがいいですか?

フライパンが2枚以下なら、立てかける場所を決めるだけで足りることも多いです。3枚以上を重ねていて、下の1枚を取り出すたびに全部持ち上げているなら、スタンドで立てると出し入れが楽になります。買う前に引き出しの内寸と、フライパンの直径を測っておきましょう。

使う回数で、置き方を分ける

毎日のフライパンは立てて手前に。たまに使う鍋は、布をはさんで重ねる。土鍋は一晩しっかり乾かしてから、下段に1つで。それぞれの置き方を決めておくだけで、台所の出し入れはぐっと静かになります。

まずは今夜、洗ったフライパンを拭いてから戻すところから始めてみませんか?

参考にした資料

場所ごとの向き不向き、使う回数で置き方を分ける考え方、布や保護シートをはさむ重ね方は、これらの資料と出し入れの動作をもとにした収納大全の提案です。手入れの方法は、お手持ちの製品の説明書を優先してください。

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本記事は、メーカーの取扱説明書と出し入れの動作を基準にした収納大全の提案です。特定商品の使用レビューではありません。

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